INFORMATION お知らせ
大谷果樹組合援農『摘果作業』2020報告
2020.06.16
6月11日(木)いつもおいしいりんご🍎を届けてくださる『大谷果樹組合』さんで援農活動を行いました。
本来ならば組合員のみなさんにご参加いただき、援農交流を行いますが、今回は叶わず。それでも毎年行っている活動のため、特別に組織部職員有志14名での活動を受け入れていただきました。
大谷果樹組合さんの事務所で顔合わせ。
「雨☔の予報でしたが、みなさんの日頃の行いがよかったせいか、こんなに天気🌞がよくなりました」と、今年から組合長を務める鈴木昇組合長のあいさつから和やかにスタートしました。( ◠‿◠ )
その後は5名の生産者の園地に分かれて作業に入ります。
今回行ったのは“ふじ”🍎の摘果。1つの芽から5,6個花が咲き、実がつきます。そのうち真ん中の大きい実(中心果)だけを残して、周りの実(側果)を取ることを“摘果”といいます。これにより、残された実に養分が注がれ大きく赤く🍎成長するのです。
今年は春先の天候が急に暑くなり、一気に花🌺が咲いてしまったため、本来ならば中心果が一番初めに開花し実は丸くて大きいはずが、中心果が小さい、または落ちてしまって側花が残ってしまっているものもありました。
そのため、もし中心果の見分けがつかないときは、丸い形がいいほうを残すようにするとのこと。形がよくないと、大きくなったとき“訳あり”の商品になってしまうためです。
生産者さんはポキポキと取りますが、私たちは「これでいいのかな…」「将来“訳あり”にさせられない…」とドキドキしながら慎重に1つ1つ取っていきました。その間も生産者さんが話しかけてくださって、作業のお話しからプライベートまでフレンドリーにお話しくださり、楽しく交流しながら活動できました。(*^-^*)
大谷果樹組合さんと生協の産直提携が始まって48年。価格が不安定な中、「自分で値付けをして売りたい」という思いから共立社との取引が始まりました。その絆が強まったのは、あるとき雹の被害でりんごが傷つき、主な取引だったギフト商品として卸せなくなってしまった時だといいます。その様子を見に来た共立社の商務が「これは大変だ!」と組合員に買い支えを呼びかけたそうです。「これで生協とがっちりつながった。苦しいときに助けてもらった」と、前組合長の志藤さんがお話しくださいました。
息子で現副組合長の志藤宜徳さんも、小さいころから共立社の商務がよくりんご🍎を見に来ていたことを覚えているそうです。
組合のお一人、遠藤直裕さんも、自分が生まれた年から生協と産直提携されたとのことで、「人生の中にりんご🍎と生協が大部分を占めている」とお話しされていました。
お昼休憩をはさみ、15時まで活動をし、解散となりました。たった1日のわずかな時間でしたが、鈴木組合長からは「大変助かりました」との労いの言葉とともに、組合のりんごのジュースをいただきました。香りが良くてとっても甘いジュース。疲れもすっかり吹き飛びました。
私たちの手に届く赤いおいしいりんご🍎は、数回もの選別を勝ち上がり、何度も手をかけて大切に育てられた貴重な品物であることを、今回の体験で実感しました。省力化、機械化できることも取り入れながらも、作業の大半である繊細な実の周りの作業は人の手です。摘果のほかに、葉摘み、玉回しなど、たくさんの工程を経て手塩に掛けられたりんご🍎のありがたみと生産者さんの努力、大変さを身に染みて感じました。
歴史ある大谷果樹組合さんのりんご🍎をこの先もずっとおいしくいただけるように、これからも交流を続けていきます!
援農は9月に“葉摘み”🍃、そのほか“目ぞろえ会”🍎🍏も行う予定です。
ぜひ大谷果樹組合さんのりんご畑を見に、そして体験にいらしてください!
本来ならば組合員のみなさんにご参加いただき、援農交流を行いますが、今回は叶わず。それでも毎年行っている活動のため、特別に組織部職員有志14名での活動を受け入れていただきました。
大谷果樹組合さんの事務所で顔合わせ。
「雨☔の予報でしたが、みなさんの日頃の行いがよかったせいか、こんなに天気🌞がよくなりました」と、今年から組合長を務める鈴木昇組合長のあいさつから和やかにスタートしました。( ◠‿◠ )
その後は5名の生産者の園地に分かれて作業に入ります。
今回行ったのは“ふじ”🍎の摘果。1つの芽から5,6個花が咲き、実がつきます。そのうち真ん中の大きい実(中心果)だけを残して、周りの実(側果)を取ることを“摘果”といいます。これにより、残された実に養分が注がれ大きく赤く🍎成長するのです。
今年は春先の天候が急に暑くなり、一気に花🌺が咲いてしまったため、本来ならば中心果が一番初めに開花し実は丸くて大きいはずが、中心果が小さい、または落ちてしまって側花が残ってしまっているものもありました。
そのため、もし中心果の見分けがつかないときは、丸い形がいいほうを残すようにするとのこと。形がよくないと、大きくなったとき“訳あり”の商品になってしまうためです。
生産者さんはポキポキと取りますが、私たちは「これでいいのかな…」「将来“訳あり”にさせられない…」とドキドキしながら慎重に1つ1つ取っていきました。その間も生産者さんが話しかけてくださって、作業のお話しからプライベートまでフレンドリーにお話しくださり、楽しく交流しながら活動できました。(*^-^*)
大谷果樹組合さんと生協の産直提携が始まって48年。価格が不安定な中、「自分で値付けをして売りたい」という思いから共立社との取引が始まりました。その絆が強まったのは、あるとき雹の被害でりんごが傷つき、主な取引だったギフト商品として卸せなくなってしまった時だといいます。その様子を見に来た共立社の商務が「これは大変だ!」と組合員に買い支えを呼びかけたそうです。「これで生協とがっちりつながった。苦しいときに助けてもらった」と、前組合長の志藤さんがお話しくださいました。
息子で現副組合長の志藤宜徳さんも、小さいころから共立社の商務がよくりんご🍎を見に来ていたことを覚えているそうです。
組合のお一人、遠藤直裕さんも、自分が生まれた年から生協と産直提携されたとのことで、「人生の中にりんご🍎と生協が大部分を占めている」とお話しされていました。
お昼休憩をはさみ、15時まで活動をし、解散となりました。たった1日のわずかな時間でしたが、鈴木組合長からは「大変助かりました」との労いの言葉とともに、組合のりんごのジュースをいただきました。香りが良くてとっても甘いジュース。疲れもすっかり吹き飛びました。
私たちの手に届く赤いおいしいりんご🍎は、数回もの選別を勝ち上がり、何度も手をかけて大切に育てられた貴重な品物であることを、今回の体験で実感しました。省力化、機械化できることも取り入れながらも、作業の大半である繊細な実の周りの作業は人の手です。摘果のほかに、葉摘み、玉回しなど、たくさんの工程を経て手塩に掛けられたりんご🍎のありがたみと生産者さんの努力、大変さを身に染みて感じました。
歴史ある大谷果樹組合さんのりんご🍎をこの先もずっとおいしくいただけるように、これからも交流を続けていきます!
援農は9月に“葉摘み”🍃、そのほか“目ぞろえ会”🍎🍏も行う予定です。
ぜひ大谷果樹組合さんのりんご畑を見に、そして体験にいらしてください!