大谷果樹組合さんと「りんごの目ぞろえ交流会」を開催しました!
2017.08.31
生協共立社 2017年度 第3回産直交流会
大谷果樹組合産直りんご交流会・目ぞろえ会 報告
日 時: 2016年8月29日(火)午前11時~午後13時30分
場所: 大谷果樹組合事務所および白田さん園地
参加者合計 組合員・職員 33名、 生産者13名
5~6月の低温の影響で、昨年よりも目ぞろえ会の開催が1週間ほど遅くなりましたが、8月29日(火)に大谷果樹組合との産地交流会・目ぞろえ会を開催しました。
最初に、今年から大谷果樹組合の新しい組合長になった志藤清市郎さんより、就任のあいさつと、6軒の生産者と奥さん方の紹介がありました。今年は、白田前組合長から畑を受け継いだ、息子の憲彦さんと奥さんも参加されメンバーも少し若返りました。
次に、組合員を代表して廣部副理事長より挨拶があり、「丹精込めて生産されたリンゴが採れ始めるこの時期に例年通りに目ぞろえ会を開け、また大谷のおいしいリンゴを食べられる季節がやってきてうれしく思っています。お互いに忌憚のない意見交換をすることで、より良いリンゴが組合員のもとに届けられるようにしたい。また、園地での交流なども通して、生産者のご苦労を感じ取ってもらえたらいい。今日はよろしくお願いします」などと述べられました。
その後、みやぎ生協・共立社のセンターと共同購入の商務からそれぞれ、昨年の取り組み・実績の振り返りと、今年の計画などについて報告がありました。
その中で、みやぎ生協でも共立社同様40年以上のお付き合いがあったが、実は正式な産直契約を結んでいなかった事が判明して今年正式な契約を交わしたこと、大谷の果物はおいしく品質が良いので、リンゴだけではなく、今年から共立社同様ラフランスについても今年から産直品(めぐみ野品)として取り扱いを開始したこと、センターの阿部課長からは、8年ぶりに商務として任に就いたが、大谷の生産者から「おかえり」と言われてすごくうれしかったこと、今年はスタートが一週間遅れたが、「成り」がいいので、しっかり取り組んで挽回して昨年よりもさらに供給していきたいのなどの決意も交えた話がありました。
あいさつの後は、志藤組合長から今年の防除計画や、昨年の各品品種の残留農薬検査の結果などについて説明があり、何も問題もなかったこと、大谷のリンゴは自主検査の他にも、朝日町で実施している検査もクリアしていて二重の検査体系になっていることなどの説明があり、安心して食べられるリンゴであることを改めて確認することができました。
引き続いて、出荷部長の志藤宣徳さんの司会進行で、今日のメインである「つがる」の目ぞろえ会を開催しました。 最初に、「ここで決めたこと、確認したことをしっかりと守って、しっかりしたものを組合員の皆さんにお届けしたい。おいしかったと言ってもらえるよう頑張ります」と、志藤出荷部長から挨拶と決意表明があり、目ぞろえ会がスタートしました。
次に、若手の生産者(息子さん・娘さんたち)が、6名の生産者各々が持ち込んだリンゴつがるを自分たちで目利き・選別をし、リンゴを3種類のグループにより分けました。そのリンゴ達を前に、志藤出荷部長からいろいろな説明を受けました。リンゴの分け方は、主に「さび、着色の仕方、形状、きずの有無」で分けられます。いずれにも問題が無いグループに分けられたリンゴはレギュラー品として、小さくても目で見てすぐに判別できるものは、訳ありリンゴとして供給されますが、問題なのは中間に仕分けられたグループです。サビや日焼け、キズの大小で、「これは訳あり品として出荷・供給できるリンゴ」「これは小さくても痛みにつながるもの。あるいは外見は大丈夫そうでも、中身が病気にかかり芯腐れなどを起こしている可能性があるもの=廃棄や加工用に回す」ものに一つ一つ、参加者みんなで目で確認しながら振り分けられていきました。最終的には、レギュラー品として出荷するものと、訳あり品として出荷するものの二つにより分けられて、目ぞろえ会を終了しました。 より分け作業の中で、特に印象的だった生産者の言葉は、「特に共同購入で利用する組合員は、自分の目で実物を見て選べないので、基準を厳しくしてより慎重に選んで出荷しなければならない」という発言でした。大谷果樹組合との交流の機会は様々ありますが、毎回のように生産者が組合員を想う気持ちがにじみ出る言葉が聞かれますが、これを見聞きすると、我々職員も、また利用する組合員も、この生産者の想いを受け止めて、「大谷のリンゴを多く利用する」、また、「周りに宣伝して利用を広げる」ことが大事だと思わされます。
目ぞろえ会が終了後は、白田さんの園地に移動しました。ここでは、組合のメンバーの入れ替わりがあったことにより、共同購入チラシやセンターのPOPに使う生産者の写真の入れ替えのため、撮影会を行いました。その後は、いつものように、生産者とリンゴの木を囲む輪があちこちにでき、各々が聞きたいことを聞き、生産者もいろんな質問に対して真摯に笑顔で受け答えをしていました。
園地での交流終了後は、これもまた毎年のお楽しみの、「秋葉亭」での昼食交流会を行いました。ここでも生産者を囲んでの実会話がはずみ、和やかな雰囲気で昼食を終えました。
最後に、閉会の挨拶として、南陽生協の樋口さんより、生産者へのお礼と今後の利用宣伝の決意が話され、心配された雨も降ることなく、荒天のもと無事に今年の目ぞろえ交流会を終えることができました。
※9月26日(火)には、大谷果樹組合との「葉摘み」援農がありますので、こちらの方も主力の「ふじ」にとって大事な作業になりますので、多くの組合員・役職員の皆さんの参加をお願いいたします。
大谷果樹組合産直りんご交流会・目ぞろえ会 報告
日 時: 2016年8月29日(火)午前11時~午後13時30分
場所: 大谷果樹組合事務所および白田さん園地
参加者合計 組合員・職員 33名、 生産者13名
5~6月の低温の影響で、昨年よりも目ぞろえ会の開催が1週間ほど遅くなりましたが、8月29日(火)に大谷果樹組合との産地交流会・目ぞろえ会を開催しました。
最初に、今年から大谷果樹組合の新しい組合長になった志藤清市郎さんより、就任のあいさつと、6軒の生産者と奥さん方の紹介がありました。今年は、白田前組合長から畑を受け継いだ、息子の憲彦さんと奥さんも参加されメンバーも少し若返りました。
次に、組合員を代表して廣部副理事長より挨拶があり、「丹精込めて生産されたリンゴが採れ始めるこの時期に例年通りに目ぞろえ会を開け、また大谷のおいしいリンゴを食べられる季節がやってきてうれしく思っています。お互いに忌憚のない意見交換をすることで、より良いリンゴが組合員のもとに届けられるようにしたい。また、園地での交流なども通して、生産者のご苦労を感じ取ってもらえたらいい。今日はよろしくお願いします」などと述べられました。
その後、みやぎ生協・共立社のセンターと共同購入の商務からそれぞれ、昨年の取り組み・実績の振り返りと、今年の計画などについて報告がありました。
その中で、みやぎ生協でも共立社同様40年以上のお付き合いがあったが、実は正式な産直契約を結んでいなかった事が判明して今年正式な契約を交わしたこと、大谷の果物はおいしく品質が良いので、リンゴだけではなく、今年から共立社同様ラフランスについても今年から産直品(めぐみ野品)として取り扱いを開始したこと、センターの阿部課長からは、8年ぶりに商務として任に就いたが、大谷の生産者から「おかえり」と言われてすごくうれしかったこと、今年はスタートが一週間遅れたが、「成り」がいいので、しっかり取り組んで挽回して昨年よりもさらに供給していきたいのなどの決意も交えた話がありました。
あいさつの後は、志藤組合長から今年の防除計画や、昨年の各品品種の残留農薬検査の結果などについて説明があり、何も問題もなかったこと、大谷のリンゴは自主検査の他にも、朝日町で実施している検査もクリアしていて二重の検査体系になっていることなどの説明があり、安心して食べられるリンゴであることを改めて確認することができました。
引き続いて、出荷部長の志藤宣徳さんの司会進行で、今日のメインである「つがる」の目ぞろえ会を開催しました。 最初に、「ここで決めたこと、確認したことをしっかりと守って、しっかりしたものを組合員の皆さんにお届けしたい。おいしかったと言ってもらえるよう頑張ります」と、志藤出荷部長から挨拶と決意表明があり、目ぞろえ会がスタートしました。
次に、若手の生産者(息子さん・娘さんたち)が、6名の生産者各々が持ち込んだリンゴつがるを自分たちで目利き・選別をし、リンゴを3種類のグループにより分けました。そのリンゴ達を前に、志藤出荷部長からいろいろな説明を受けました。リンゴの分け方は、主に「さび、着色の仕方、形状、きずの有無」で分けられます。いずれにも問題が無いグループに分けられたリンゴはレギュラー品として、小さくても目で見てすぐに判別できるものは、訳ありリンゴとして供給されますが、問題なのは中間に仕分けられたグループです。サビや日焼け、キズの大小で、「これは訳あり品として出荷・供給できるリンゴ」「これは小さくても痛みにつながるもの。あるいは外見は大丈夫そうでも、中身が病気にかかり芯腐れなどを起こしている可能性があるもの=廃棄や加工用に回す」ものに一つ一つ、参加者みんなで目で確認しながら振り分けられていきました。最終的には、レギュラー品として出荷するものと、訳あり品として出荷するものの二つにより分けられて、目ぞろえ会を終了しました。 より分け作業の中で、特に印象的だった生産者の言葉は、「特に共同購入で利用する組合員は、自分の目で実物を見て選べないので、基準を厳しくしてより慎重に選んで出荷しなければならない」という発言でした。大谷果樹組合との交流の機会は様々ありますが、毎回のように生産者が組合員を想う気持ちがにじみ出る言葉が聞かれますが、これを見聞きすると、我々職員も、また利用する組合員も、この生産者の想いを受け止めて、「大谷のリンゴを多く利用する」、また、「周りに宣伝して利用を広げる」ことが大事だと思わされます。
目ぞろえ会が終了後は、白田さんの園地に移動しました。ここでは、組合のメンバーの入れ替わりがあったことにより、共同購入チラシやセンターのPOPに使う生産者の写真の入れ替えのため、撮影会を行いました。その後は、いつものように、生産者とリンゴの木を囲む輪があちこちにでき、各々が聞きたいことを聞き、生産者もいろんな質問に対して真摯に笑顔で受け答えをしていました。
園地での交流終了後は、これもまた毎年のお楽しみの、「秋葉亭」での昼食交流会を行いました。ここでも生産者を囲んでの実会話がはずみ、和やかな雰囲気で昼食を終えました。
最後に、閉会の挨拶として、南陽生協の樋口さんより、生産者へのお礼と今後の利用宣伝の決意が話され、心配された雨も降ることなく、荒天のもと無事に今年の目ぞろえ交流会を終えることができました。
※9月26日(火)には、大谷果樹組合との「葉摘み」援農がありますので、こちらの方も主力の「ふじ」にとって大事な作業になりますので、多くの組合員・役職員の皆さんの参加をお願いいたします。