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おいしいりんごの里 朝日町大谷葉摘み援農交流報告

2016.09.27
生協への出荷を待つりんご
生協への出荷を待つりんご
生協への出荷を待つりんご

大谷果樹組合援農「りんごの葉摘み作業・交流会」報告                                                
   日  時:  2016年9月23日(金)午前10時~午後13時30分
   組合員・役職員参加者合計 28名(大人26名)
 
当日は心配された雨も上がり、曇空で気温もちょうど良い絶好の条件の中、恒例の「大谷果樹組合 葉摘み援農・交流会」が実施されました。昨年は参加者が10名と少なかったため、天候と同様に今年も参加者が少なくなることが心配されましたが、今年は5歳のお子さん二人も含めた5地域15名の組合員と、みやぎ生協も含めた職員13名の合計28名が参加しました。  葉摘み作業を始める前に、果樹組合事務所前で白田組合長から、日ごろの大谷のりんごの利用と援農についてのお礼と今年の作柄についての報告があり、その後すぐに6名いる生産者ごとに班分けをしてそれぞれのりんご畑に向かいました。  
 
りんご畑では、最初に生産者から葉摘み作業の手順・要領(葉は枝先に向かって伸びているので、それとは反対方向に向けて引っ張ること、引っ張る際にリンゴを掴むとりんごが落ちやすいので枝を掴む)と、脚立の立て方などの作業説明され、その後に、植えられているりんごの種類の説明や、りんごが収穫できるようになるまでに5年ほどかかり、一人前に収益を出すまでに10年は要すること、りんごを組合員に届けるためにわれわれ生産者は、花摘み→摘果→仕上げ摘果→葉摘み→玉まわし→収穫→選別出荷と合計7回りんごに触れ、その作業をりんごの実の数だけ何万回も行い、手間をかけ愛情を注いで育てているとの熱い想いや、台木によって同じ品種でも収穫期が変わったり生産性が上がったりすること等のりんごに関する雑学も含めた様々な話をしていただきました。 その後、参加者と生産者が楽しく会話しながら一緒に作業を進めました。生産者も含めた5名で1時間半をかけて、ようやく一本のりんごの木の葉摘み作業が終了したころには、最初は下からりんごの果実があまり見えなかったのが見えるようになり、見違えるようになって、組合員からは「これだけ手間をかけるから大谷のりんごはおいしいんだね!」「食べるのが楽しみだね。」といった声が上がっていました。
 
作業終了後は、大谷果樹組合の事務所近くの栗木沢公民館に全員が集まり、昼食をとりながら交流を深めました。交流会では、組合員・生産者・職員全員がそれぞれ感想を述べ合いました。
参加者からは、「あらためて作業の大変さと重要さがわかり、りんごを愛おしく感じた。」「大変だけど楽しかった。また来たい。」「生産者のりんごと組合員への強い想いが感じられてよかった。」「自分でも利用し続けたいいし、宣伝をしてもっと大谷のりんごの利用を増やしたい。」といった感想のほかに、「2時間弱の応援では応援になったのか?午後まで作業してはどうか?」などの援農への積極的な発言も出されました。
また、生産者からは「組合員とふれあいながら作業できることは毎年楽しみだし励みになる。」「りんごの畑は組合員のりんごの畑でもあり、組合員の木・りんごだと思って仕事をしている。」「作業の大変さや、われわれ生産者の想いを理解しながら今後も利用してもらえればありがたい。」「作業は体験していただいたように大変だが、人出が足りなくて困っているのが実情。」などの発言がありました。
それらを受けて生協職員からは「りんごの良さが伝わるように供給し、利用につなげたい。」「来年の援農については、葉摘み時間の延長や、若手職員の教育も兼ねた体験学習的なやり方の検討をしたい。」などの発言がなどがあり、最後に、廣部共立社副理事長より、生産者や参加組合員へのお礼の言葉と、おいしいりんごを今年も心待ちにしているので、どうかよろしくお願いします。」との挨拶があり、みんなで集合写真を撮って楽しくも有意義な「大谷果樹組合 葉摘み援農・交流会」を無事終了することができしました。

参加者集合 いざ作業へ!
参加者集合 いざ作業へ!
畑で作業の説明会
畑で作業の説明会
ちびっこも大活躍!
ちびっこも大活躍!
真剣に作業中
真剣に作業中
大きなりんごの木に向かい いざ!
大きなりんごの木に向かい いざ!
作業終了後は楽しく昼食会
作業終了後は楽しく昼食会
みんなでパチリ!「お疲れ様でした。」
みんなでパチリ!「お疲れ様でした。」
組合員になるためには