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INFORMATION お知らせ

山形南陽のんのん倶楽部産直交流会(10周年記念)を行いました。

2014.10.20
産直10周年を記念して収穫作業を兼ねたのんのん倶楽部さんと交流会を行いました。(第5回産直交流会 2014.10.14) 
未明まで台風19号の影響で、大切な収穫目前のラ・フランスの落下も心配されましたが、熊野大社の御利益か、台風の進路も東にそれ、強風も吹かず青空も見える朝を迎えました。

はじめに山形南陽のんのん倶楽部鈴木社長から「今日は台風のことで朝からバタバタしていますが、みなさんから少しラ・フランスの収穫を手伝ってもらえるということで、園主が待ち構えておりますので(笑い)頑張って手伝ってください。そのあとシャイン(ぶどう)の畑に行って少し話し合いをしたいと思います。今日一日お付き合いをさせていただきます。それから先日理事長さん、南陽生協議長さんに来ていただき、7月の水害のカンパ金をたくさんいただきありがとうございました。みなさんのそういう支えの中で、農業を続けて頑張っていきたいと思います。」とあいさつがありました。
  
共同購入置賜支部近く、砂塚地区のラ・フランスの畑に到着。園主の佐藤忠一さんよりごあいさつと収穫の説明がありました。「ラフランスをしっかり押さえ、静かに上にあげると軸の上のところが自然に取れます。軸が折れると商品価値がなくなる(軸のところからくされるため)ので注意してください。取ったら、軸がほかのラ・フランスに触らないようにていねいにカゴに詰めてください。落ちたものは拾わないでください。」というような説明があったようです。参加者のみなさん理由はお分かりですね(笑)。
 さっそく収穫を開始、黄色の収穫用のカゴを肩から下げてラ・フランスを収穫します。20個ぐらいとると肩にずっしりと重さを感じます。いっぱいになったら戻って、生産者がサイズ別にコンテナに分けていきます。仕分けの間はおしゃべりが続きます。みなさん収穫作業がだんだん面白くなってきて、終了時間になってもなかなか手が止まりません。最後に10周年を記念して組合員が作った寄せ書きを、代表して南陽生協の阿部眞喜子さんより鈴木さんに贈呈しました。「皆さんの心がこもっていてうれしい」とお礼の言葉がありました。
今年のラ・フランスの作柄については 「全般的には8月が高温で適度に雨が入り順調であったが9月、10月少雨低温で経過したため小ぶりで小玉傾向で収量は落ちる傾向ですが 酸も残りとてもよい食味に仕上がると思います。」 とのことですが佐藤さんの畑のラ・フランスは、実際の収穫の感想としては大玉のものが多くかったです。

      
向山公園近くの鈴木さんのシャインマスカットのハウスに車を連ねて移動、まず鈴木さんが試食用に出してくれたシャインマスカットに緑が濃くて大粒だとの声、ほかにも新しい品種が紹介されました。このシャインマスカットはデラウェアの長梢せん定と違い、短梢せん定です。長梢せん定になれている人は、なかなかうまくできないようです。私は前からぶどうを作っていたわけではないのが、逆にかえってよかったのかも。ここはもともと水田で水はけが悪く、ストレスによる果頂裂果(粒の先端が裂ける症状)が問題で水分調整が難しく苦労している。もう一つこのごろ気にしているのは土づくり。堆肥を入れることは大事だが、ただ入れればよいというものではなくて、根っこを生き生きさせるには、土壌微生物の豊かな土がよいといわれているので、ここでは緑肥としてライ麦を播いていて土壌改良をしています。すこしでもおいしいぶどうをと思ってつくっているので食べてみてください。とお話があり、その後おいしいぶどうをいただきながら、作業の内容や要望などを話し合いました。

交流会に参加されたみなさんお疲れ様でした。
寄せ書きに参加いただいたみなさんありがとうございました。
生産者の皆さん収穫作業頑張ってください。 

今年も山形南陽のんのん倶楽部の産直ラ・フランスをよろしくおい願いします。










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