秋晴れの下、朝日町大谷果樹組合産直りんご葉摘み援農交流会開催 9月26日
2014.10.01
台風一過の秋晴れの下、朝日町の大谷果樹組事務所に組合員と職員総勢20名が集合しました。
最初に白田組合長より「本日は援農ありがとうございます。脚立を使う場合もありますが、園主に聞いてくれぐれも怪我のないようにお願いします」とご挨拶。本日参加の園主紹介のあと、それぞれのりんご畑に向かいます。
あるグループは、作業に先立ち日本の棚田百選にも選ばれている「椹平(くぬぎだいら)の棚田」を見学、案内してくれた志藤さんは、「今年の米の生産者価格の暴落にふれ、今この棚田は地域住民の協力でなんとか維持しているがこのままの価格、そして農政が続けば、田んぼを手放す人が増え、5年後にはこの風景が見られなくなるかもしれない」と危機感をもって話されました。
畑につくと、鈴なりに実ったりんごを見ながら、いろんなりんごをさっそく試食させてもらい、ぜいたくな食べ比べ。やっぱり大谷のりんごはうまいとおしゃべりしながら、りんごの種類や仕立ての方法、朝日町の農家の現状、などいろいろな話を聞きました。
その後園主より、作業内容と葉摘みの仕方を教わりました。葉摘みの目的は着色増進をして糖度を高めるために行います。りんごの実が葉っぱで影になり、りんごに太陽が当たらず、白っぽくなり甘みがのらないことを防ぐためです。りんごの軸の上のほうや、周りにとりついた葉っぱを落とします。さっそく葉摘みに挑戦。最初のうちは要領がのみこめず、あちこちでりんごが落ちてしまいます。大丈夫、大丈夫の園主の励ましの言葉に気を取り直し、楽しくおしゃべりしながら約1時間の作業はけがもなく無事終了しました。あるグループは玉まわしまでやってみたとか。玉まわしも2回行います。 プロの方でも1本の木の葉摘みに二人で半日はかかるそうです。これが家族総出、人も雇って10月いっぱいまで続きます。
軽い汗をかきながら公民館に移動し、昼食をとりながらの交流会。
参加者全員が今日の感想と思いを話しました。はじめて参加された方からは、「こんなに大変な手間ひまかけて愛情込めて作っていらっしゃることを知り感動しました。今日のことも思い出して大切に食べたいと思います。」と感想が寄せられました。
里帰りで東京から来られた方は、「いつも実家からこちらのりんごを送ってもらっておいしくいただいています。スーパーのと味が全然違うと思いました。今日なぜこんなに違うのかを生産者の方に直接お聞きして納得しました。おいしいものは伝わると思うので、山形の農業をアピールしてまわりの人にもすすめたいと思います。」生産者からは「息子は小学5年、子供がやりたい仕事が農業であれば継いでもらいし自信を持って残せるような環境でずっと頑張ってこれからも産直にこだわっておいしいりんごを作っていきたい。」正副組合長からは「こだわりは、旬の完熟した一番おいしいものを食べていただけること、組合員平均50歳で若い後継者がいるというのは、組織の力であること。私たちのりんごを買ってくれるのは生協の組合員の皆さん、当然一番の目線は組合員の皆さんに向いていることを覚えておいてほしい。」など話されました。そのあとはさらに、おしゃべりしながら合同試食会。
最後に廣部副理事長から「今日は葉摘みという作業を通じて産直の心をしっかり教えていたきました。生産者の皆さんが再生産できる形で私たちがそれを支えていく、産直を通して人と人との結びつきをこれからも続けていきたい。それぞれの地域に帰って、おいしい大谷のりんごがたくさんの愛情と手間ひまをかけて私たちの食卓に届くということを多くの人に知ってもらい、たくさん買ってもらえるようにしていきたい」とまとめられ閉会しました。
最初に白田組合長より「本日は援農ありがとうございます。脚立を使う場合もありますが、園主に聞いてくれぐれも怪我のないようにお願いします」とご挨拶。本日参加の園主紹介のあと、それぞれのりんご畑に向かいます。
あるグループは、作業に先立ち日本の棚田百選にも選ばれている「椹平(くぬぎだいら)の棚田」を見学、案内してくれた志藤さんは、「今年の米の生産者価格の暴落にふれ、今この棚田は地域住民の協力でなんとか維持しているがこのままの価格、そして農政が続けば、田んぼを手放す人が増え、5年後にはこの風景が見られなくなるかもしれない」と危機感をもって話されました。
畑につくと、鈴なりに実ったりんごを見ながら、いろんなりんごをさっそく試食させてもらい、ぜいたくな食べ比べ。やっぱり大谷のりんごはうまいとおしゃべりしながら、りんごの種類や仕立ての方法、朝日町の農家の現状、などいろいろな話を聞きました。
その後園主より、作業内容と葉摘みの仕方を教わりました。葉摘みの目的は着色増進をして糖度を高めるために行います。りんごの実が葉っぱで影になり、りんごに太陽が当たらず、白っぽくなり甘みがのらないことを防ぐためです。りんごの軸の上のほうや、周りにとりついた葉っぱを落とします。さっそく葉摘みに挑戦。最初のうちは要領がのみこめず、あちこちでりんごが落ちてしまいます。大丈夫、大丈夫の園主の励ましの言葉に気を取り直し、楽しくおしゃべりしながら約1時間の作業はけがもなく無事終了しました。あるグループは玉まわしまでやってみたとか。玉まわしも2回行います。 プロの方でも1本の木の葉摘みに二人で半日はかかるそうです。これが家族総出、人も雇って10月いっぱいまで続きます。
軽い汗をかきながら公民館に移動し、昼食をとりながらの交流会。
参加者全員が今日の感想と思いを話しました。はじめて参加された方からは、「こんなに大変な手間ひまかけて愛情込めて作っていらっしゃることを知り感動しました。今日のことも思い出して大切に食べたいと思います。」と感想が寄せられました。
里帰りで東京から来られた方は、「いつも実家からこちらのりんごを送ってもらっておいしくいただいています。スーパーのと味が全然違うと思いました。今日なぜこんなに違うのかを生産者の方に直接お聞きして納得しました。おいしいものは伝わると思うので、山形の農業をアピールしてまわりの人にもすすめたいと思います。」生産者からは「息子は小学5年、子供がやりたい仕事が農業であれば継いでもらいし自信を持って残せるような環境でずっと頑張ってこれからも産直にこだわっておいしいりんごを作っていきたい。」正副組合長からは「こだわりは、旬の完熟した一番おいしいものを食べていただけること、組合員平均50歳で若い後継者がいるというのは、組織の力であること。私たちのりんごを買ってくれるのは生協の組合員の皆さん、当然一番の目線は組合員の皆さんに向いていることを覚えておいてほしい。」など話されました。そのあとはさらに、おしゃべりしながら合同試食会。
最後に廣部副理事長から「今日は葉摘みという作業を通じて産直の心をしっかり教えていたきました。生産者の皆さんが再生産できる形で私たちがそれを支えていく、産直を通して人と人との結びつきをこれからも続けていきたい。それぞれの地域に帰って、おいしい大谷のりんごがたくさんの愛情と手間ひまをかけて私たちの食卓に届くということを多くの人に知ってもらい、たくさん買ってもらえるようにしていきたい」とまとめられ閉会しました。