食の安全・安心

TOPページ > 食の安全・安心 > お知らせ > 7月31日 尾花沢で銀山アスパラを見学してきました。

7月31日 尾花沢で銀山アスパラを見学してきました。

2014.08.04
生産者 前列一番右が孝志さん、その後ろが和喜さん
生産者 前列一番右が孝志さん、その後ろが和喜さん
尾花沢の粟生(あおう)地区の銀山アスパラの生産者と地元北村山の組合員と職員17名ではじめての交流会を行いました。 
生産者は西塚孝志さんと西塚和喜さんのお二人で、二人だけで合わせて10町歩ものアスパラ畑を作っています。減反がはじまった40年前にアスパラ栽培ははじめられたそうです。山形青果市場の片桐さんは、「5年前にここに初めて来ました。九州から北海道までアスパラの産地をくまなく見てきたが、やわらかくて色が濃くここのアスパラの品質は日本一です」と太鼓判を押します。ここは昼夜の寒暖の差が大きいことと、水の便がよくそして豊富なことを挙げました。 孝志さんは、「ふつうは予冷してダンボールで出荷するところを、この銀山アスパラは収穫後すぐ水につけて予冷をして発砲容器に蓄冷剤を入れて出荷しているので鮮度が保たれています」と。銀山アスパラは共同購入で5月の連休明けから8月いっぱい扱っています。さっそくアスパラの圃場に向かいます。まず皆さんが驚いたのは、池のようなところに緑整然と並んでいるアスパラの株です。これには地元尾花沢の組合員も始めてみる方がほとんど。
 まずは生で食べてみてといわれ、硬さや青臭さをイメージしているのでおそるおそる食べてみました。甘い、やわらかいとあちこちで歓声が上がります。やわらかいアスパラを作るため、このような大規模な灌水、そして排水を行います。
「ここは畝幅を広くとって、アスパラの下の方の葉を全部落とし、風通しをよくして日光が十分入るようにしているので濃い色になります。いい商品を作るため春アスパラと夏アスパラの畑を分けて管理しています。また出てきたらどんどん収穫するのではなく、株を強めるためにある一定で収穫をストップし、株の充実を図り、翌年に備えます。」と孝志さん。乾燥防止のためもみ殻が畑全体を覆っています。またたい肥をたくさん入れているので、2年目からはりっぱな株となり収穫が可能とのことでした。3年目の整然とならぶアスパラはまるで竹林のようです。収穫期が終わり秋になると、全部の株を切って、畑から搬出します。これをしないと野鼠に食べられてしまうのだそうです。最後に孝志さんのお宅にお伺いし、さまざまなアスパラ料理をごちそうになりました。アスパラに味噌マヨネーズや特製のたれをつけてのりで巻く食べ方、生で食べられるアスパラのサラダ、キムチ漬けetcアスパラでおなか一杯になりました。西塚両ご家族の皆さんありがとうございました。
やわらかくて鮮度のよい共同購入の銀山アスパラぜひ皆さんも注文してみて下さい。
やわらかいおいしいアスパラにするため、満々と水を湛えています。
やわらかいおいしいアスパラにするため、満々と水を湛えています。
これで2年目の株です。
これで2年目の株です。
組合員になるためには