尾花沢 まるひろ園芸産直スイカの援農・交流会を開催しました。(7月25日第2回産直交流会)
2014.07.28
第1部 産直スイカ生協援農隊
昨年に続き、今年も午前中組合員・職員合同で援農を行いました。
今回は女性組合員が多かったので選果場での箱詰めを、センター職員を中心に畑での収穫作業と分かれて行いました。まずはさっそく水分補給にスイカをごちそうになり齊藤智実さんの説明、指導を受けていざ作業へ。
箱詰め組は、最初のサイズと品質の選別は熟練が必要なのでまるひろさんにお願いし、ラベルの貼り付け、仕切り版の挿入、シールでの梱包、パレットへの積み方を行いました。当日は今年最高の気温でしたが新しい選果場は風の通りがよく、思っていたよりすずしいという感じでした。
一方こちらは収穫組です。バケツリレーならぬスイカリレーで車の荷台に運びます。軽くても1個5kぐらいはありますので慎重(笑)に投げてリレーします。
最初はこの大胆な収穫方法にまさかと戸惑っていましたが徐々に息もあってきました。みんな汗だくでワイワイ言いながら作業をしました。援農隊参加17名の皆さんお疲れ様でした。
第2部 圃場見学と交流会
今年は5・6月と雨が少なく苦労しましが、ここでは畑に潅水チューブを通して川から水を入れています。(昨年はさらに7月じゅう雨が降ってスイカには大変な年でした。)。こういうときは肥料を少なめにすることによって花芽が充実します。ここから齋藤節が始まります。モンゴルの人ははなぜ相撲が強いかというたとえで参加者は話に引きこまれていきます。作るのは簡単、人もそうだが育てるのは難しい。皆さんに喜ばれるスイカを作るのは本当に難しい。関東では9月5日ごろまで、関西では9月20日ごろまで需要があり、それを考えての栽培をしています。特にお盆過ぎの小玉スイカはデリケートなのでなおさら難しい。30分ほどの代表の熱弁のあと、今年から取り扱うブラックジャック、マイクロシードスイカなどいろんな種類のスイカを見せてもらいました。
選果場にもどり、改めて齋藤代表に挨拶をいただきました。「今年は5・6月の干ばつで成長が遅く、生き延びるために次々に実がなる。したがって摘果をじょうずにいかにまめにするか。それをしないと木が疲れたり、変形果、空洞果が発生します。今年はこれを4回ぐらいしました。いい品物を出すにはそういう努力が必要だと思っています。中略」この選果場を立てた経緯については「この建物を見てなえだーまるひろ儲かっているんでねえかといわれますが、そうではないんです。今はどこも後継者不足、アルバイトもこない、少子化、人手不足で収穫できない。これには機械力にたよるしかない。またここは涼しいから早めに収穫して在庫しておける。つまり安定供給のためにこの建物を建てたわけです。それから私は年です。老後を考えればそんなにお金をかけたくない。そんな苦しい中でも後継者がいると夢を与えてやらなければならないのが経営者の責務です。孫にも継いでほしい。いだましいお金をつぎ込んでいるのです。本当は借金の山です。でも将来を見通しこれからも永遠に生協さんとつながっていけるように建物を建て後継者を育てる。そのためにこの事業をはじめたわけです。」共立社の渡邊役員のあいさつのあと、援農の感想を組合員では山形の長岡さんから、職員では酒田こぴあの日向さんからそれぞれ報告してもらいました。各部の報告の後、おまちかねの試食タイム、2 種類をいただきました。あまーい、しゃりしゃりしている。まるひろGOOD JOB!みんなの顔がほころびます。最後に組合員を代表して地元北村山の渡辺美代子さんから援農体験の感想と感謝のあいさつをいただき閉会しました。
組合員のみなさん、今年もまるひろの産直スイカのご利用よろしくお願いします。
まるひろ園芸の皆さん、収穫真っ最中の忙しい中交流会ありがとうございました。熱中症をはじめ健康に留意してお仕事がんばってください。
昨年に続き、今年も午前中組合員・職員合同で援農を行いました。
今回は女性組合員が多かったので選果場での箱詰めを、センター職員を中心に畑での収穫作業と分かれて行いました。まずはさっそく水分補給にスイカをごちそうになり齊藤智実さんの説明、指導を受けていざ作業へ。
箱詰め組は、最初のサイズと品質の選別は熟練が必要なのでまるひろさんにお願いし、ラベルの貼り付け、仕切り版の挿入、シールでの梱包、パレットへの積み方を行いました。当日は今年最高の気温でしたが新しい選果場は風の通りがよく、思っていたよりすずしいという感じでした。
一方こちらは収穫組です。バケツリレーならぬスイカリレーで車の荷台に運びます。軽くても1個5kぐらいはありますので慎重(笑)に投げてリレーします。
最初はこの大胆な収穫方法にまさかと戸惑っていましたが徐々に息もあってきました。みんな汗だくでワイワイ言いながら作業をしました。援農隊参加17名の皆さんお疲れ様でした。
第2部 圃場見学と交流会
今年は5・6月と雨が少なく苦労しましが、ここでは畑に潅水チューブを通して川から水を入れています。(昨年はさらに7月じゅう雨が降ってスイカには大変な年でした。)。こういうときは肥料を少なめにすることによって花芽が充実します。ここから齋藤節が始まります。モンゴルの人ははなぜ相撲が強いかというたとえで参加者は話に引きこまれていきます。作るのは簡単、人もそうだが育てるのは難しい。皆さんに喜ばれるスイカを作るのは本当に難しい。関東では9月5日ごろまで、関西では9月20日ごろまで需要があり、それを考えての栽培をしています。特にお盆過ぎの小玉スイカはデリケートなのでなおさら難しい。30分ほどの代表の熱弁のあと、今年から取り扱うブラックジャック、マイクロシードスイカなどいろんな種類のスイカを見せてもらいました。
選果場にもどり、改めて齋藤代表に挨拶をいただきました。「今年は5・6月の干ばつで成長が遅く、生き延びるために次々に実がなる。したがって摘果をじょうずにいかにまめにするか。それをしないと木が疲れたり、変形果、空洞果が発生します。今年はこれを4回ぐらいしました。いい品物を出すにはそういう努力が必要だと思っています。中略」この選果場を立てた経緯については「この建物を見てなえだーまるひろ儲かっているんでねえかといわれますが、そうではないんです。今はどこも後継者不足、アルバイトもこない、少子化、人手不足で収穫できない。これには機械力にたよるしかない。またここは涼しいから早めに収穫して在庫しておける。つまり安定供給のためにこの建物を建てたわけです。それから私は年です。老後を考えればそんなにお金をかけたくない。そんな苦しい中でも後継者がいると夢を与えてやらなければならないのが経営者の責務です。孫にも継いでほしい。いだましいお金をつぎ込んでいるのです。本当は借金の山です。でも将来を見通しこれからも永遠に生協さんとつながっていけるように建物を建て後継者を育てる。そのためにこの事業をはじめたわけです。」共立社の渡邊役員のあいさつのあと、援農の感想を組合員では山形の長岡さんから、職員では酒田こぴあの日向さんからそれぞれ報告してもらいました。各部の報告の後、おまちかねの試食タイム、2 種類をいただきました。あまーい、しゃりしゃりしている。まるひろGOOD JOB!みんなの顔がほころびます。最後に組合員を代表して地元北村山の渡辺美代子さんから援農体験の感想と感謝のあいさつをいただき閉会しました。
組合員のみなさん、今年もまるひろの産直スイカのご利用よろしくお願いします。
まるひろ園芸の皆さん、収穫真っ最中の忙しい中交流会ありがとうございました。熱中症をはじめ健康に留意してお仕事がんばってください。