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2013年度第4回産直交流会が山形市ビッグウィングで開催されました。

2013.11.12
11月7日(木) 山形市ビッグウィングにて第4回産直交流会が開催され、177名の生産者、組合員、職員の参加で今年の取組みについての報告と交流を行ないました。

午前中は農産産直提携、農産旬菜市場、米、畜産、鶏卵の5つの分科会にわかれ、生産者、組合員、職員がそれぞれ参加し、意見交流を行ないました。今年は、春の低温、6月の干ばつ、夏の集中豪雨そして長雨と長期にわたり農産物の生産が大変な年であった事、TPP参加を見越しての突然の減反廃止政策に山形県の9割の農家が打撃をうけるともいわれ、農業関係者は懐疑と不安の中にあることなどが話されました。また昨年の産直実務者会議の提案をうけ、りんごとスイカの援農に取り組んだことの報告もありました。参加者からは援農というお手伝いを通じて、日頃の農作業の大変さを感じ、りんごがかわいらしく、いとおしく思うようになったなどの感想が寄せられました。
昼食後は在来野菜なども出品された参加生産者の即売会が行なわれました。

午後からの全体会では、松本理事長の開会のあいさつ、「JAあまるめ・共立社の米作り体験交流25周年」を記念して余目町農業協同組合森屋組合長さんに「ささえ、ささえられて45年共立社、余目町農協産直の歩み」と題し記念講演をいただきました。今のブランド米のルーツにあたる「亀の尾」と「森多早生」というすぐれた品種がここ庄内町で生まれたこと。農協付加価値運動の取組みのなかで、交流を重ねて、生協の要望にも応えながら餅の加工、赤飯、しそ巻き、米飯事業など今も人気の商品を生み出してきたこと、そして今年の米の体験交流会の様子などを歴史をたどりながらわかりやすく学習することが出来ました。
 続いて、生産者から山形南陽のんのん倶楽部さん、大商金山牧場さんの取組み紹介がありました。「米の娘ちゃん」も飛び入り参加し、会場を和ませてくれました。組合員からは寒河江生協よりおでかけキッチンについて、南陽生協からは、大谷果樹組合の援農体験について報告がありました。職員からは、センター、共同購入それぞれ現場での取組みや、産直産地の見学報告がありました。今年の永年産直団体表彰として30年JA鶴岡、30年山形県漁協、40年大谷果樹組合の各団体に感謝の表彰を行いました。
 最後に廣部副理事長より、「回を重ねてお互いの気持ちを素直に出し合うことができてきたと思います。それぞれができる努力を重ねていつまでも産直を続けられたらと思います。」とあいさつがあり、閉会しました。
記念講演をする森屋JA余目組合長
記念講演をする森屋JA余目組合長
永年産直団体表彰 左よりJA鶴岡さん、山形県漁協さん、大谷果樹組合さん
永年産直団体表彰 左よりJA鶴岡さん、山形県漁協さん、大谷果樹組合さん
分科会 農産産直提携分科会
組合員になるためには