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村山市 はやぶさ園芸出荷組合さんと交流会 (第8回産直交流会)

2012.10.26
組合員・職員33名で、村山市のはやぶさ園芸出荷組合を訪問、野菜の見学、交流会をしました。

奥山さんの特別栽培小なす
ご覧の通りなすは、おわりに近づいていて、8月からは、コストの関係で消毒はしていないので虫が食っているところもあって、選びながら出荷している。でも灌水はきちんと4日に1回しているので、なすのつやはいいです。全体の6割ぐらいは9月に倒して、日光消毒をしてその後に、後作としてほうれん草やカブを植える。いつも笑顔の奥山さんですが「雪が多いと正直大変だ、ハウスを守るのが」という最後の言葉が印象的でした。

笹原さんの特別栽培パプリカ
普通は5月上旬の定植だが、今年は春先の低温でやっと5月下旬に定植した。いつもより背丈が低いのはそのせい。今年は夏の暑さで着果がとてもいい、自分でもびっくりするぐらい良かった。

黒沼さんのピーマン
4月3,4日の爆弾低気圧でピーマンのハウス2棟が壊れ、今年は栽培を断念されました。里芋の園地に向かう途中、その様子を車ごしに確認しました。

阿部部会長さんから里芋を説明
今年の里芋はきわめて悪かった。空梅雨で夏も雨が降らなかった。非常に条件が悪くて、私は百姓を始めて、30年の記念の年だが、こんなに雨が降らない年はなかった。里芋はもともと水を好む作物。だから葉っぱも普通の年の半分ぐらい。すみませんがはじめは小さめで固めの里芋がいってしまったかもしれない。そんなことないよと組合員から声が。ここの土壌は黒土で性質はふかふかで水もちが良い。雨さえ降れば里いもに適した土地。しかし今年は収量が上がらず銭にならない年だった。とこの天候との戦いを振り返り、残念そうに話されました。

小野さんの小かぶ
ここの畑は30a 、8月24日から4回に分けて播種(種まき)最後は9月4日、夏場暑かったので生育がそろっていなかった。9月20日すぎに雨がきてようやく回復して来た。消費者からは7~8cmが好まれるが、ことしは生育が遅れているので現在5~6cmぐらい。品種はモチバナで甘いのが特徴で糖度4度ある。はじめのころは若干堅めだったかもしれない。これからは順調ですと話されました。

大槙ふれあい会館でいも煮交流
黒沼新組合長より「現在会員は43名、主力品種はハウスなす、パプリカいずれも特別栽培、ぺろりんマークもついている安心して食べていただけると思う。ブロッコリー、ほうれん草、そして里芋など、果樹ではさくらんぼ 里芋は市場でも引っ張りだこです。これからもよろしくお願いします」と挨拶されました。さっそくはやぶさの里芋が入ったおいしいいも煮をご馳走になりました。お母さん方からそれぞれ作った料理について説明をいただき、参加はメモを取りながらうなずきます。おなじみの奥山さんの漬けなす講座もありにぎやかに交流会が進みます。途中再度各部会長さんより、今年の取組みについて報告を頂きました。最後に組合員を代表してきた北村山生協の名雪さんより「実際に畑を見ると手間ひまかかっているのがわかって感動しました。後継者の育成もふくめて今後も頑張ってください」と閉会の挨拶がありました。
生産者のみなさんには昨年に続き、天候不順で厳しい年になりましたが料理のおいしさも手伝っていつもどおりの笑顔あふれる交流会となりました。
はやぶさ園芸の皆さん、朝早くから準備いただきありがとうございました。










特別栽培小なすの奥山さん
特別栽培小なすの奥山さん
特別栽培パプリカの笹原さん
特別栽培パプリカの笹原さん
爆弾低気圧で被害にあった黒沼さんのピーマンの畑
爆弾低気圧で被害にあった黒沼さんのピーマンの畑
里芋部会長の阿部さん
里芋部会長の阿部さん
小かぶの小野部会長
小かぶの小野部会長
あいさつする黒沼組合長
あいさつする黒沼組合長


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