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10月25日に第8回産直交流会 はやぶさ園芸第25回記念交流会を行ないました。

2011.11.01
里芋の畑で阿部部会長より説明
里芋の畑で阿部部会長より説明
 生協共立社 第8回産直交流会
第25回 はやぶさ園芸出荷組合と生協組合員の交流会
里芋、小かぶ、小なす、ピーマン、パプリカ圃場見学
2011年10月25日(火)11:00~13:15 組合員・職員29名参加
 
奥山さんの特別栽培ハウス小なす
「いつもお買いくださいましてありがとうございます」といつも笑顔で挨拶の奥山さん。今回最後のナスを見せるのはつらいが、ありのままを見てくださいと。でもこの時期にこれだけのナスがなっているのはさすがですと組合員。10月に入ってミツバチがいなくなって、交配できなくなりいわゆる「ぼけなす」が出てしまったとのこと。交配はミツバチで行なうが、換気の隙にかめばちがハウスに侵入してミツバチがほとんでやられてしまった。交配したなすは、つやつやとしたものになるが、交配しないとぼけナスになるそうです。
奥山さんの小かぶを小野かぶ部会長さんより説明
悪天候のため今回は続けて奥山さんの小かぶを見学しました。かぶ部会長の小野さんより説明を受けました。品種は「もちばな」でかぶが割れにくいのが特徴、たべてもすごく柔らかくておいしいので、浅漬けにも向いている。もちろん煮物にも。奥山さんの畑は肥料が効いてきて、伸びがいい。葉っぱにもすごく栄養があります。放射能についても出荷前に検査に出して安全性が確認されています。
 
笹原さんの特別栽培パプリカ
ハウスにはいるなり、立派なパプリカを見て参加者からおーと感動の声が。品種は、「ファイキー」と「ダービー」。追肥は油かす、魚かす、あまりやっても葉ばかり伸びて実がならないとのこと。仕立て方は、1本から4つの枝にして糸でつるすやり方。もっと色がつくといいのだがと笹原さん。交流会の場では、色がつかない「もったいないパプリカ」のネーミングの変更を提案がありました。
 
黒沼さんのピーマン
3mほどに伸びたピーマンの枝の高さに一同まずびっくり。今年の出荷は9800袋、春先の低温の影響で播種が5/17と昨年より10日ばかり遅れ、出荷も1週間ぐらい遅れた。順調にいけば12~3000袋の注文があったはず。肥料は鶏糞、油かす、魚かすなど。11月半ばから1つづつ枝を倒していって雪に備えハウスの屋根をはずす作業をされるとのこと。一同もったいないのため息が。
 
生亀さんの里芋畑で阿部部会長さんから説明
ここの品種は「土だれ」で、もう一方が石川早生など丸系と呼ばれるもの、ここは、雨が多いことと葉山からの火山灰で良い土壌であること。里芋は、夏場は肥料をやるより、水をまけといわれるほど水が大事で、今年は夏の乾燥でどちらかというと不作の年だった。他の野菜と違い斜面に対して横に畝を作るのは保水のためとの説明がありました。
 
大槙ふれあい会館でいも煮交流
はじめに高橋組合長より「雨の中の見学お疲れ様でした。今年で25年にもなるのかとこれまでを振り返り、改めて感謝申し上げます。今年は3.11大震災以降異常気象も重なって、農家にとっては昨年同様厳しい作物作りの年だった。日々努力して様々な問題を克服してやってきた。風評被害も心配されたが、みなさんにははやぶさの野菜を今年もしっかり買っていただいている。今後ともよろしくお願いします」と締めくくられました。山形丸果の横尾常務さんは「何十年も前に私たちの先輩方が連日連夜産地づくりに頑張ってこられた。はやぶささんは、当初より安全、安心にこだわり、厳しい基準をクリアして特別栽培も行なっていていろんな取組みをされている。私たちも大切な産地として応援してきます」と挨拶されました。地産地消企画部の渡辺さんからは、「こだわって栽培されている産直の皆さんの生産の様子、組合員との交流を映像も含めてしっかり組合員に知らせて利用に結び付けていきたい」と挨拶がありました。朝から生産者の奥さん方に準備いただいたおいしいはやぶさのいも煮と自慢の漬物の数々を頂きながら、和やかに懇談し、その後各部会長さんから改めて今年の作柄や課題について報告いただきました。最後に組合員を代表して地元北村山生協から、25年の感謝を込めてはやぶさ園芸さんに寄せ書きを贈り、記念撮影をして閉会しました。
 
北村山生協から記念の寄せ書きを贈りました。
北村山生協から記念の寄せ書きを贈りました。
25周年の記念撮影 2011.10.25
25周年の記念撮影 2011.10.25
組合員になるためには