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大谷果樹組合と産直りんご交流会をおこないました。(第5回産直交流会)

2012.09.01
第5回産直交流会、第2回産直委員会開催
8月28日(火) 組合員、職員48名で、1年ぶり残暑厳しい朝日町大谷果樹組合の選果場に集合しました。

「我々も生産者であると同時に消費者なんだと常々会員に言っている。だから消費者の皆さんと同じ目線で吟味しておいしいりんごを届けたい。安全・安心はもちろんで、心の通いあう生産者になりたい」と白田組合長に挨拶をいただき、早速志藤出荷部長の司会進行つがるりんごの目ぞろえ会をスタート。
 この目ぞろえ会は、全国の生協への出荷基準となるので、しっかり見て判断してほしいとはなしがあり、皆さんの目も一層真剣に。  最初に志藤さんは、今が来年の花芽のつく時期だが、この暑さのため、来春花が咲くかとても心配だ。昨年の反省会で日焼けを防ぐために南向きのりんごはあまり葉摘みをしないということで、今年もそのように対応してきたが、葉摘みをしようがしまいが、今年に関しては余りの日照で日焼けをしてしまった。人間は黒くなるぐらいだが、りんごはかわいそうに「焼きりんご」状態になっている。ことしは暑すぎて着色が進んでいないと話がありました。
 早速りんごを色、形、サビ、キズで3つに分け、どこまでを正規品として出すか、どこまでわけあり品として出していいかの判断を参加者に仰ぎました。青めのりんごも実際に試食して味に問題がないことも確認し、実際に仕分けをする組合の女性陣も判断に参加して、最終確認をおこないました。次にりんごとプルーンの園地に向かいます。
まず組合長のりんご畑を見学、参加者は日焼けなどのりんごの状態を確認しながらりんごにかける情熱や苦労話を聞きました。組合長はわけありレベルのりんごを手に取り、これは市場出しでは「りんごジュース」の扱いの単価にしかならない。生協さんとの長年の付き合いでわけあり品としての単価で買ってもらえる。これはありがたいことですと話されました。続いて、志藤修次さんのプルーンの畑に移動し話を伺いました。7月末からのオパールからスタートし現在は、次のパープルアイに切り替わるところ。そのあとは、くらしまプルーン、プレジデント、最後にレイトプルーンとなる。プルーンは鉄分が多く、また紫の色素もよいということで女性にはたいへんよい果物な のでぜひたくさん食べて欲しい。県外にも産地はたくさんあるが、生食用については、現在70人の私たち蔵王プルーン生産組合が日本一だと思っている。プルーンというと紫色というイメージが強いが、最初のオパールは、その名の通り、薄い赤紫のオパール色なので、誤解がないように説明が必要だと思う。ここ朝日町に限らず高齢化、後継者不足、袋かけも大変だが頑張りたいと結ばれました。


最後に組合員を代表して千葉産直委員より「本日はお忙しい中、交流会を開いてくださって、ありがとうございました。おいしいりんごになるよう楽しみにまっていますのでみなさん頑張ってください」とあいさつをいただき、閉会しました。  参加者のみなさん、暑い中大変お疲れ様でした。

来年は大谷果樹組合と共立社の産直40周年になります。
組合員になるためには