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 6/15山形ファースト会「産直トマト熟丸」の園地を見学、交流会を行いました。(第2回産直交流会)

2012.06.16
石山さんのハウスの前で
石山さんのハウスの前で
 北村山、天童、寒河江、山形の組合員と職員26名の参加で山形ファースト会「産直トマト熟丸」の交流会を行ないました。

生協の「産直トマト熟丸」を作っていただいている山形ファースト会さんは上山、山形、天童の3市にまたがる18名の会員の山形丸果さんの生産者団体です。今から30余年前に「完熟のおいしいトマトを組合員に食べてもらいたい」という当時の生協の農産担当の思いをきっかけに3者の取組みがはじまり、今年で33年の長いお付き合いとなります。土作りにこだわり定期園地巡回や、新品種の開発、最新農薬の研修など活動されています。最初が「東京ファースト」という品種だったのが山形ファースト会の名前の由来になっています。
新入職員研修等でいつもお世話になっているファースト会さんですが組合員の交流は久しぶりです。「熟丸」は品種ではなく新庄の組合員高山さんが命名した完熟トマトの愛称で現在は「彩果(さいか)」と「りんか409」という2つの品種です。
はじめに山形本部近くの石山さんの園地を見学しました。金子会長さんより今1段目の収穫がおわり、2段目に移る段階でたまたま赤く色づいたトマトがあまりないとの説明。石山さんは、会設立時からの会員で超ベテランの会員さんと紹介。石山さんにご挨拶いただきさっそくハウスの中に。みなさんから「おっきい!」と声が上がります。写真のような大きなトマトが4つぐらいづつなっています。石山さんのハウスは3000本のトマトがあり、奥さんと2人で作業されています。この日は気温も上がりハウスの中は結構な暑さですが、これでも序の口とのこと。真夏の作業の大変さを思い描くことが出来ます。石山さんに一番苦労することはとお聞きすると「水の管理」とおっしゃってました。
 続いて風間にある斎藤さんのハウスに移動、「4月はじめの暴風雨でハウスに被害も出て苦労しているがおいしいトマトを作るため頑張っている」とお話がありました。生協に戻り石山さん、斎藤さんから今日のために提供いただいた2つの「熟丸」を試食しながら、交流を行ないました。金子会長からは「当初よりおいしいトマトをお客さんに届けたいとつくった会です。普通と若干違いまた若干割高かもしれません。会員の高齢化などもありますが頑張っておいしいトマトを届けたいと思います。今後ともよろしくお願いします。」とあいさつされました。その健康効果から今改めて注目されているトマトです。今年は試食も含め生協の担当者の学習も強化しています。参加者からの、水の管理について、品種の変遷、追熟の仕方など様々な質問に答えていただきました。また現在の7割木熟の出荷レベルについては、今ぐらいでいいと改めて確認しました。本音の飛び交う和やかな交流会となりました。
ファースト会金子さん、石山さん、斎藤さん、山形丸果横尾さん忙しいところどうもありがとうございました。
2段目のトマト
2段目のトマト
青柳の石山さん
青柳の石山さん
風間の斎藤さん
風間の斎藤さん

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