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高畠町と山形県生協連が「災害時」協定を締結

2012.02.09
 2月9日(木)午後1時より高畠町役場第一委員会室において、高畠町と山形県生協連が県内14番目となる「災害時における応急生活物資供給等の協力に関する協定書」の締結式を行いました。高畠町からは、寒河江信町長をはじめ5名、山形県生協連からは、岩本鉄矢会長理事をはじめ5名、生協共立社から、南陽生協片桐康子理事をはじめ10名、生活クラブやまがたから、長谷部玲子理事長はじめ8名が出席しました。
 
 高畠町生活環境課の太田敏則課長補佐より「町では災害時に備え、毛布や非常食などを年次で計画を図り備蓄を行っているが、備蓄品だけでは大変な為、他団体との協定を検討した。山形県生協連が県内の自治体と締結を結んでいるので検討を行い、本日の締結式となった。」と、締結に至るまでの経過報告がありました。その後早速、寒河江信町長と岩本鉄矢会長理事が協定書に署名と捺印を行い協定締結となりました。
 
 寒河江信町長は「この度、県内外に幅広いネットワークを持つ山形県生協連と協定を結ぶことが出来たのは大変意義深い事だと思っている。生活物資や食料だけではなく医療や保健、物資配送のボランティアに至るまで、これまで培ったノウハウと、強い組織力があり、この協定を大変心強く感じている。東日本大震災からあと1ヶ月で1年が経つ。高畠町では人的被害は無かったが、町民10数名が自主避難を行い、災害時用の備蓄品を使用した。また、福島県からの皆さんが4つの避難所に避難をしてきた。現在も約400名が高畠町で生活をしているが、なれない雪国での生活を町民みんなで支えて行きたい。今後は、常日頃から連携を図り、非常時には迅速に対処して行きたい。ご協力をお願いしたい。」と挨拶しました。

 岩本鉄矢会長理事は「この協定は、出来れば発動する事がないようにしたい。この度の大震災では、県内では買い物難民に対する移動販売車などが役に立った。一方で、災害が起きた時に地域の中でたすけあうことができるかどうかが大切だ。日ごろから人と人との結びつきを強める活動を強化していきたい。これからも、生協の活動にご理解とご協力をお願いしたい。」と挨拶しました。
 
 最後に、日本生協連が制作した震災後の活動紹介DVD「被災地のくらしを協同で支える」を上映し、閉会の挨拶で締結式を終了しました。
 

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