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大谷果樹組合 産直りんご”ふじ”目ぞろえ会 報告

2020.11.16
11月5日(木)共立社として初めての「産直りんご“ふじ”🍎目ぞろえ会」が開催されました。8月の“つがる”の目ぞろえ会は猛暑の中でしたが、季節はすっかり秋、風が冷たく感じるようになりました。今回は多くの地域から組合員が集まり、にぎやかに始まりました。

はじめに山形生協の井上厚子副議長より、「いつもおいしいりんご🍎を届けていただいてありがとうございます。大谷果樹組合さんのみなさまにお会いできることを楽しみにして来ました。得体の知れないコロナの中、ご苦労があったことと思います。生協でも冬ギフトの予約が始まり、私も注文させていただきました。県外の親戚も毎年楽しみにしています。」と、感謝と期待のごあいさつをいただきました。
大谷果樹組合の鈴木昇組合長からは、「今年はコロナ騒ぎでどうなることかと思いましたが、“つがる”🍎の時期はみなさんのおかげで嬉しい悲鳴で、仕事が追い付かないほど買っていただき、りんごがなくなる状況となりました。😃これから”ふじ“🍎の時期に入ります。豊作型ではありますが、中を見てみると結構な量の“軸割れ”“つるさび”があります。みなさんにご協力いただいた葉摘み援農で色はきれいについていて、おいしいりんごができていると思います。」と報告がありました。
武田商務からは、「昨年センターでは他の店舗では利用できないような多様な品種を供給することができ、生協の強みを活かすことができました。今年度コロナ禍で試食はできない状況ですが、POPなどを利用して取り組みを行っていきたいです。共同購入については、“つがる”は昨年度の170%くらいのご利用をいただきました。これからは“シナノゴールド”、“王林”、“サンふじ”、そして“ラ・フランス”も年内予定していますので、ご利用よろしくお願いします。」とのことでした。

続いて、目ぞろえ会が始まりました。各生産者さんが持ってきたりんごが次々と並び、1つ1つ手に取って「正常果」「訳あり」「出荷不可」に分けられていきます。遠藤直裕さんから全体の説明があり、「先ほど組合長が説明したように、軸元の“軸割れ”や皮がざらざらする“さび”が例年よりも多い状況です。見た目にはあまりわからなくても、割れたところから傷みやすく腐りやすくなります。小さい割れのものは“訳あり”として出荷しますが、大きいものは出荷できず加工用になります。」とのことでした。色はきれいに色づき、切ってみると密もたっぷり入っていました。
組合員も生産者さんに個々に質問するなど、今年の状況をしっかりと確認することができたようです。

目ぞろえ会のあとは、事務所から車で上ったところにある白田憲彦さんの園地🍎を見学させていただきました。緑の葉っぱに真っ赤なりんごがかわいらしく、鈴なりにりんごが広がる園地の様子に組合員のみなさんも「わぁ~!」と思わず笑顔に😊。改めて生産者さんを捕まえて質問タイムです。生産者さんからの説明に「へぇ~!そうなんだぁ~!」「じゃあこれはどうなの?」と会話が盛り上がっていました。
志藤宜徳副組合長からは、「青森ではフクロウでネズミ駆除していますが、こちらでは特にフクロウを捕まえたりはしていません。キツネも増えていて、ネズミつかまえるので大切にしたいです。イノシシやクマも増えました。食べ物なくて、掘った跡がそのあたりにもあります。イノシシが多い理由は土づくりしているのでミミズ多いためで、低いところのりんご食べることもあります。」と園地に訪れる動物🐭🐻の説明も。「これから雪が降ると、例えば地面に1メートル積もったら木の上にも同量積もることになるので、私たち生産者は家の雪降しの前にりんごの木の雪降しをします。回り切れないと枝ごと折れてしまうので。雪降しの手伝い待っています!」とのお話もありました。
記念撮影のあと南陽生協の樋口悦子議長から、「私は大谷果樹組合さんのところへ毎年何回も来ていますが、今回が初めての方もいると思います。来ただけ愛着がわくので、ぜひ来年は摘果の援農から参加されてください!たくさん注文して生産者の方に嬉しい悲鳴をあげてもらいたいと思います。」とごあいさつをいただきました。
最後に鈴木組合長から「今から“ふじ”🍎の収穫作業始まり、おいしいりんごをみなさんのところへ届けます。“私たちが体壊さない程度”にたくさん注文してください!😊よろしくお願いします!」と今後の意気込みとお願いがあり、本日の交流会は終了となりました。

今年度大谷果樹組合さんとの交流会は3回行われました。例年とは異なる状況の中でも交流の機会をいただけたことに感謝いたします。2023年には大谷果樹組合さんと産直提携50周年🍎を迎えます。これからも交流を深めながら山形を代表するおいしいりんごを応援していきましょう!











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