食の安全・安心

TOPページ > 食の安全・安心 > お知らせ > 第1回若手農業者交流会を開催しました。(2016.3.4) 

INFORMATION お知らせ

第1回若手農業者交流会を開催しました。(2016.3.4) 

2016.03.07

参加者全員で

3月4日共立社山形本部にて第1回若手農業者交流会が開催され、
10団体18名の青年農業者が参加しました。


産直交流会等で生産者の皆さんより、若手の生産者交流会を生協さんでできないかの声、生協の産直事業にとっても後継者の参加・育成が課題にもなっており、世話人会の協力を得て今回はじめて開催しました。
 当日は21歳から57歳、農業歴1年目から32年のベテランの方まで幅広く参加がありました。共立社渡邊執行役員のあいさつ、世話人会を代表して朝日町大谷果樹組合の遠藤直裕さん(代理白田憲彦さん)より、「日頃みなさんが感じている日常を話し合い、共有していきましょう。この交流でなにかしらの気づきやアイディアがうまれるかも知れません
みなさん、共立社つながりの生産者仲間ということで今日はよろしくお願いします」と挨拶がありました。組合員を代表して廣部副理事長からの感謝と応援メッセージの披露、全員の自己紹介をしました。
 実践報告ということで、共立社と40年以上の産直の歴史をもつ2つの産直団体より発表してもらいました。りんごの大谷果樹組合の遠藤幹子さんから「専業農家で身近過ぎて10代のころは職業選択肢にはまったくなく、接客業など、いろんな仕事 をしてきましたが、 両親と仕事につい てよく話をするようになり農業を意識、楽しそうだと思う反面、大 変なのはわかっていたので 悩んだが、一生をかけての技術や知識を 試せるやりがいのある仕事だと思い就農を決意。木一本一本に向き合い、今はひたすら技術を向上させ るために日々頑張りたいと思ます。」と決意を話されました。
 スイカの尾花沢まるひろ園芸の齊藤智実さんからは「組合の歴史を振り返りつつ、保育園や高齢者施設などから要望の多い小玉・大玉の”種の少ないスイカ”作りの苦労話に触れながら、今の消費者の嗜好について、小家族化もあって果物をあまり食べなくなった。購入もカットものが主流になりつつある。またゴミが出るものは敬遠され、皮をむくのもいやだ(いまはりんごどころか、ミカンまで!)と言うことでほんとうに危機感を持っていると同時に、特に子供たちの食育の重要性」を強調されました。産直交流会のビデオを見ながら昼食をとり、後半は世話人の方を司会に3つのグループに分かれそれぞれテーマを決めて、話し合いました。
 
主なテーマは、販売、販路について、技術的な情報の入手について、後継者について、6次産業化について、ストレスの解消法、今抱えている悩み、農業の未来について、若手の農家数と将来の目標など、2時間弱じっくりと話し合いました。各グループから書記の方に発表してもらったあと、世話人会を代表して金山町エヌシップ長倉さんより「実践報告を聞き、また少人数のグループでいろいろ話し合うことができました。名刺交換もやりましたし、今日の交流会をきっかけに、今後も連絡をとりながら横のつながりがもてるようにしていきたい。 今日をスタートにしてこれからも出会いを大切にして私自身もやっていきたい。生協さんにもいっぱい販売してもらいたい。みなさん頑張っていきましょう」と閉会の挨拶があり、お開きとなりました。      

快く役を引き受けていただいた世話人会の皆さん、参加いただいたみなさん ありがとうございました。お疲れ様でした。そして新たな化学反応が起きることを期待して・・・

大谷果樹組合 遠藤幹子さん
大谷果樹組合 遠藤幹子さん
世話人まるひろ園芸齊藤智実さん
世話人まるひろ園芸齊藤智実さん

Aグループ
Aグループ
Bグループ
Bグループ
Cグループ
Cグループ
世話人エヌシップ長倉さん 
世話人エヌシップ長倉さん 
組合員になるためには