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おいしい里芋の郷 泉田里芋産直10周年記念交流会報告

2016.09.15
【泉菜(株) 泉田さといも生産組合交流会】報告
 開催日時:2016年9月8日(木)13時30分~15時00分  参加者23名 
  今回は共同購入を中心に、「特別栽培の泉田の里芋」と「長ネギ」を供給している泉菜(株)との産地交流会を開催しました。泉田の里芋は、10年前に「お盆のもてなしに山形県産の里芋を使った芋煮を食べさせたい」との組合員の要望から、共同購入での取り扱いが始まり今日に至っています。今年は産直開始10周年という節目の年ということもあり、地元新庄を中心に、多くの組合員が参加しました。 
 交流会では、最初に泉菜(株)の奥山社長から挨拶があり、日ごろの利用への感謝の言葉と、泉田の地で里芋を生産しだしたきっかけや今日に至る経緯、今年から株式会社化(奥山農園⇒泉菜株式会社)した「想い」や目的について話がありました。奥山社長の言葉からは、泉田の地でおいしい野菜を生産し、消費者に届けるとともに、それを受け継いでいくための後継者を育てていきたいという想いを強く感じました。
続いて、共立社を代表し、無店舗事業部渡邊本部長の挨拶では、共同購入のお盆から始まる里芋の企画に不可欠の里芋であり、今後とも引き続きおいしい里芋の生産をよろしくお願いしますとの言葉がありました。次に共同購入の阿部農産商務からは、泉田の里芋は、やわらかくてとろ~っとする食感が人気で、お盆から9月にかけての企画には欠かせない存在であることと、最近の取り組み状況やについての報告がされました。
その後、泉菜(株)事務所がある近くの里芋畑まで全員が徒歩で移動し、里芋の収穫体験と、奥山社長の生産に関する説明と質疑応答を行いました。
現地では、おいしい里芋をつくるために実績は、里芋は水を好む作物なので水やりが大切なこと(ちなみに、奥山さんのところでは、農薬が混じることをきらって水田からの水ではなく井戸水を利用して散水)、エグみが出ないように、またきめ細かな食感が出るようにするために、肥料をやりすぎずにじっくり育てていること、除草剤使用を一回以内にするために中耕(手作業の除草作業)を行っていること、連作を嫌うので1~2年ごとに水田や豆などに切りかえる輪作をこまめに実施していることなどの説明がありました。
畑での収穫体験では、廣部共立社副理事長が真っ先に手を上げて、奥山社長の手を借りながら、収穫間近の里芋を掘り起こし、その見事さに皆さん関心しきりでした。
 質疑応答を終えた後、里芋畑の前で、岸新庄地域議長より、地元組合員手作りの感謝の言葉が書かれた寄せ書きを手渡し、続いて阿部新庄地域副議長が組合員を代表し、10年間組合員の要望を 汲み取っていただきながら里芋を供給し続け10周年を迎えたことへの感謝の言葉を述べ、全員で奥山社長を囲んで畑をバックに記念写真を「パチリ!」。奥山社長も組合員も職員も、みんな笑顔・笑顔の記念撮影となりました。
 
事務所に戻った後は、泉菜(株)の倉庫をお借りして、自慢の里芋と長ネギをメインにした、奥山家秘伝の芋煮汁をふるまっていただきました。芋煮を食べた組合員は、口々に「里芋も長ネギもホントにおいしいね~!」「おかわり」を連発し、ここでも笑顔笑顔でミニ芋煮会を終了しました。
最後に、参加した組合員を代表して、松坂新庄地域副議長から、お盆に欠かせないおいしい泉田の里芋を作り続けていただいていることへのお礼と閉会の挨拶があり、悪天候が心配された交流会でしたが、無事終了することができました。
奥山社長挨拶
奥山社長挨拶
畑で説明する奥山社長
畑で説明する奥山社長
特別栽培表示
特別栽培表示
収穫体験
収穫体験
収穫した見事な里芋
収穫した見事な里芋
里芋と奥山社長
里芋と奥山社長
産直10周年感謝の寄せ書き贈呈
産直10周年感謝の寄せ書き贈呈
最後にみんなで記念撮影
最後にみんなで記念撮影
組合員になるためには